【卒業生・先生の部屋】先生の紹介:石嶋徹さん

卒業生は今タイトル

 

 

2回目は、石嶋徹さんの紹介です。

石嶋 徹 

農産着任時代(1996年(平成8年)~2004年(平成16年))

(近況、農産時代の思い出など)

23年間の長い定時制高校勤務から、朝日が輝く亀有の路地を歩いてきたのが農産高校全日制、50歳の時でした。8年間の教員生活は、生徒とのふれあいは勿論、同僚の先生方にも親しくして頂き実に楽しい時を過ごしました。体育科では田中先生・古川先生と三人で、それぞれの持ち味を生かし、教材を精選したことがさらに効率を上げたと思っています。部活では、男女バレーボール部、剣道部を担当しましたが強い時もあり、弱い時もあり、しかしそれなりに部活としての活動はきちんとやっていたようでした。

 辛かった事と言えば、担任として41名の新入生を迎え入れながら、卒業したのは25名という歴史的な大量の退学者を出したこと、いわゆる学級崩壊だったのか、自分の無力さをつくづく感じました。このときの経験は今後の自分の教育観を大きく変えるきっかけになったと思います。

 そういえば、面接の日に古川先生(体)に駅前の江戸っ子に案内され旨いやき鳥とカクテルに魅了され、以後8年間通うことになりました。いつも片隅で清水先生がにこやかに飲んでいました。

思い出は、全国農ク大会(鳥取)、本校の未来を語る会、テニス公開講座、移動教室、そして食品科や第二農場での一杯、すべて良き時代でした。

今、私は千葉県柏の葉講演で造園や植木職人の様な仕事に就いていますが、この学校でそのきっかけを得たと思っています。又、テニスでは当時の公開講座でご一緒した方々と本当の友達になり、今でもこのコートで汗を流しています。この8年間は私にとって宝の時代でした。(写真)

石嶋徹さん


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